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『街の歴史を伝える』 浴恩館公園

浴恩館(小金井市)
1928年(昭和3年)、京都御所で行なわれた昭和天皇即位式に使われた建物の一部を財団法人日本青年館が譲り受け移築した。現在は市の文化財センターとして一般開放されている。

緑とトモニ

『街の歴史を伝える』 浴恩館公園

時代の足跡が残る
緑深き場所。

心地いい風を受けながら玉川上水沿いを散歩していると、1本の道標が目にとまった。「浴恩館公園」と書いてある。指し示す方角へ進むと、坂を下ったあたりに、こんもりと新緑に覆われた一角があった。アカマツ、モミジ、ナラ、ツツジといった樹々が連なる一帯に陽が降り注ぎ、木漏れ日が射している。雲が流れるたびに刻々と表情を変える林の向こうに、歴史を感じさせる建物が見えた。昭和6年、青年団の講習所として開設された浴恩館だ。講習所の所長を務めたのは小説『次郎物語』の著者で知られる下村湖人。熱心な教育者でもあった湖人は講習生と生活をともにし、畑の草取りや掃除をしながら自由創造の精神を説いたという。現在、一般開放されている館内には当時の様子をとらえた写真が飾られ、自由な雰囲気のなかで宿泊研修が行なわれていたことを今に伝える。

軍国主義が高まりつつあった時代、友愛と創造を基調とした共同生活がここで営まれていた史実を初めて知った。建物を出て目にした風景は、さきほどとは少し異なって見えてくるのだった。

浴恩館公園

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