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観光ボランティア たちかわまちの案内人
~立川の歴史・文化・自然をテーマにまち歩き~

暮らすまちを観光する

近年、見かけることの多くなった、暮らすまちを「観光」するという考え。検索サイトで、「まち・案内」などの単語で調べると、思った以上にそのようなものが出てくる。

そこで今回は立川で、市、商工会議所、観光協会と協力してまちの観光をサポートする、ボランティアの集まり「たちかわまちの案内人」のお話をうかがうことにした。

取材依頼を、案内人をまとめる観光協会事務局に取ると、「数日後に運営会議が開催されるのでそちらに出席し、その後取材ということで」と、とんとん話が進む、観光協会だけに案内が上手。事務局担当者の高橋氏も若くて男前、キビキビしていて気持ちの良い方。しっかりしたスタッフの存在に協会のやる気を感じる。会議も、会の代表でもある菊池さんの手際の良い進行によりスムーズに進行し、時間通りに会議が終了した。その後数名の案内人の方々にお話をうかがった。

始めたきっかけは?

長くこのまちに住んでいるが、仕事に時間を取られ暮らすまちのことを何も知らなかった。勤めがひと段落したので、まちを知りたいという気持で始めたという男性。「住むまちに恩返しをしたい」という素晴らしい言葉にドキッとした。女性二名は、駅北口再開発事業地「ファーレ立川」のアート案内グループ「ファーレ倶楽部」のメンバーで、ファーレに限らずまち全体を案内したい、アートは敷居が高く感じるけど案内人ならば少し気が楽というのが参加の理由とのこと。立川にはデパートもあればたくさんのみどりもあり、まちを歩いたり自転車に乗っているだけでいろいろな発見がありそれを紹介したいという。そんな身近なものが魅力になるとあまり考えたことがなく、女性らしい視点だと気づかされた。案内人の第一期生で現在代表を務める菊池さんは、一期生はまち案内についての研修があり、それに参加することがきっかけだったという。(二期生以降は一期生から学ぶシステムのようだ)

まちの勉強はどうやって?

本や資料を調べることもあるが、一番の勉強方法はここでのみなさんとの交流。「会議の後は、気の合った人たちとお茶することが一番勉強になります」そんな意見が多く楽しい会であることを感じる。好きなことは自然と身につく、というのもみなさん共通の回答だ。今回出席した運営会議の後、実際の案内コースを決める企画会議も参加させていただいたが、ひとつのコースを決めるに当たり道順やタイムスケジュールをいろいろな意見を出しながら検討し、4~5コースを決めていた。二時間程度の会議もあっという間に終わる。好きなことを集中して行うことが勉強になると実感した。

たくさんの思い

「みなさんお持ちの企画など教えてください」とお聞きしたところ、基地と砂川闘争のイメージでなく立川の文化を発信したいとういうスケール感のあるもの、植物・歴史などを身近なものを紹介したいというお話。台湾出身で現在は立川在住の女性からは、外国の方に立川のまちに観光に来てもらいたい。世界遺産になった富士山観光に向かう外国人観光客に立川で宿泊してもらい、立川の素晴らしさを見てもらいたい。このお話にはちょっとびっくり、私は考えたこともありませんでした。このあたりから打ち合わせの終わった他の案内人の方々も数人参加して、それぞれの方が考えている案内コースや立川の紹介した部分のお話をたくさんいただくことになる。皆さんが思い描く企画がここでは書ききれないほどたくさんあり、ご紹介できなくて残念だ。

アツい!

メンバーの方の多くが、立川アートの案内であったり公民館の運営委員であったり矢川緑地のボランティアであったり、他の活動と「兼業」していることも特色だ。まちを良く知りたい、良く見たいというバイタリティには頭が下がる。間もなく開催される、スポーツ祭東京2103にも、開催中の一定期間立川駅に都や市役所職員とともに常駐し、まちの「道」案内や見どころ紹介をするという。暑い夏が過ぎまち歩きには最適の季節となるが、たちかわまちの案内人の暑い活動はまだまだ続きそうだ。

楽しかったです!

貞島さん、橋本さん、竹中さん、江夏さん、小西さん、菊池さん、平野さん、木原さん、渡辺さんそして途中から加わってくださったみなさん、お話ありがとうございました。気が付くと机の周りの案内人さんたちの人数が取材開始時よりずっと増えていました。

たちかわまちの案内人は、立川の歴史、文化、自然が学べるおすすめの散策コースを用意して、定期的にまち歩きを行っています。興味のある方は立川観光協会のホームページをご覧ください。わたしも六月に「たちかわアートと二十四節気さがし」ツアーに参加しましたが、まちの勉強になると同時にとても楽しかったです!

(編集/テキスト 地域ライター 松井信雄)

【 information 】

問い合わせ先は
立川観光協会
立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル12F
TEL / 042-527-2700
営業時間 / 月~金 9:00~17:00
http://www.tbt.gr.jp

松井信雄(地域ライター)

空想好き。頭の中の冒険家。

<気になるコト>
読むこと書くこと、そして調べることが好き。

※2013年9月20日現在の情報となります。

案内人さんたちの八ヶ岳(郊外研修)での集合写真。観光協会さんから写真提供いただきました。

取材いただいたみなさん。案内人以外に、まちでいろいろな活動をされているとのこと。

私が同行した、6月21日立川二十四節気のまち歩きのときの様子。場所は自治大学校内です。

運営会議に出席。進行も内容もきっちりしています。雑談もほとんどなく、その真剣さに驚きました。

夏至の6月21日に、立川散策コースのひとつ「たちかわアートと二十四節気さがし」に参加し、拘置所周辺の二十四節気が刻まれたアートベンチや、ファーレ立川のアートたちを堪能してきました。
太陽が顔を出さなかったため、「夏至の日限定アート」が見れなかったのがちょっと残念。「来年こそは!」なんて気持ちになりました。

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